設計の可能性は無限大
当社では、社内独自の金型技術と高度なプロセス技術を活用することで、品質を高め、厳しい公差要求を一貫して満たすとともにお客様のコスト オブ オーナーシップを最小限に抑えます。
LSRモールドパーツの利点
LSR射出成形
シリコーン射出成形におけるトレルボルグの特殊製造能力
用途
LSR射出成形は、多様な医療機器向けパーツにとって理想的な製造方法です。LSR成形品は、ドラッグデリバリー(薬剤一次包装、ウェアラブルスマートインフュージョンシステムなど)、輸液管理、診断、バイオテクノロジーといった用途で活用されています。

用途例 – LSRモールドパーツ
ブレストシールド
液状シリコーンゴム(LSR)を材料とする一部のパーツ、例えば授乳する母親のためのニップルプロテクターなどでは、成形時のバリをゼロにすることは不可欠な条件です。
高いクリーン度要件を満たすオートメーション生産
ニップルプロテクターは、高光沢仕上げ時に空気中の粒子による汚染が起きないよう、クリーンルームで生産されます。わずかな指紋が付けば、透明な仕上がりが損なわれてしまうため、手作業での取り扱いは行われません。そのため、ニップルプロテクターはロボットにより金型からベルトフィーダーへと移され、フィーダー上でポストキュアを終えた後は、そのまま出荷用のボックスに入れられます。
プロセスステップ間のタイミングを完全に調節しているため、プロセスの流れが途切れることはありません。また、穴の部分にバリがあると、効果的な授乳ができなくなるので、ニップルプロテクターでバリをなくすことは必要不可欠です。